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chapter.02

妊娠、出産、変化していく私の身体。

自分で、今現在の生活を、自分自身を受け止める為のセルフポートレイト。

子供を産んだ事のない女の身体から、子供を宿した女の身体へ。

そして、子供を産み乳を与えている女の身体。

身体は素直で正直だ。

大きく膨らんだ腹部の皮膚には、けっして消えない幾重にも細かな線が、刻印され、

乳を与えた乳房は、その役目を終えた後、悲しいほど俯いている。

 

 

23才で、出産した私は、女として立派な仕事を果たした自分の身体を愛せなかった。

受け入れられなかった。

私は、私自身を痛めつけた。

眠剤や抗鬱剤をアルコールで胃においやる。

良い母にならなければ・・・いけない

良い嫁にならなければ・・・いけない

薬で脱力感の残る身体、焦燥、空虚な毎日。

暴力的なセルフポートレイト。

親子ヌード、そして日々のスナップ。

なんとか、なんとか、そんな思いでカメラを向けていた、

どうにかしなければいけないと思っていたのかもしれない。

今は、そう思う。

 

 

 

 

〜京都 二条城南 女性写真家 高橋貴絵写真事務所 マタニティ ブライダル撮影 家族写真専門家〜